メディフォードでは、治験や臨床試験等で採取した貴重な生体試料(検体)を将来の活用のために長期保管するサービスをご提供します。
医療施設等からの検体回収から、DNA抽出や血漿・血清分離、被験者情報の匿名化、各温度帯での保存管理、そして保管状況の定期報告までの一連の流れを一貫して対応可能です。保管する検体は、血液、DNA、血清、血漿、組織スライドなど、様々なものをお受けしています。
バンキングサービスは、臨床試験や治験等で採取したファーマコゲノミクス研究用などの検体を自社施設内の保存エリアにて、管理責任者の監督のもと、保管するサービスです。 治験・臨床試験等の運用期間には、事前に作成した試験計画書に従い、専任の試験責任者と試験担当者が検体の受入、保存等の作業を担当します。試験終了後(長期保管期間)は遺伝子管理責任者が管理を引き継ぎます。必要に応じて、保管中検体の本数や管理温度状況を定期的に報告するサービスも提供しています。
保存庫はGLP施設内のアクセス制限されたバンキング室に設置され、集中温度監視システムにより24時間厳重に温度管理されています。また、遺伝子管理責任者の監督下で匿名化システムにより匿名化が実施され、以降は付与された管理番号の2次元バーコードにより管理されます。治験・臨床試験等の運用中に付与される整理番号と、匿名化後の管理番号の2つの番号で、検体の個人情報は厳重に保護されます。
分析後の残検体や探索・研究用に採取された検体など、匿名化や定期報告等が不要な場合、提携の外部保管施設にて検体を保管します。 また、海外からの検体受入や他施設への発送業務もお受けします。保管場所・保管体制はご要望に合わせて対応しますので、ご相談ください。
保管検体を分析する際には、分析メニューのご紹介や分析方法のご提案も対応しますので、お気軽にご相談ください。